FLUX 3 Image Kleinとは?

FLUX 3 Image Klein は、Black Forest Labs の画像生成モデルです。

FLUX.2 [klein] の次の世代にあたり、画像生成、画像編集、Ref2Image を 1 つのモデルでこなします。
BBOX で要素の配置や編集する範囲を指定できるのも面白いところ。Ideogram 4.0 と同じような使い方ですね。

ものすごく表現力が高いモデル、というわけではないですが、高速で気軽にポンポン生成できるのは気持ちが良いですね。


推奨設定値

  • 解像度
    • 最大 4K
    • 縦横ともに 16 の倍数
  • 参照画像枚数
    • 最大 10

モデルのダウンロード

FLUX 3 Image Klein のモデルは、認証しないとダウンロードできません。Hugging Face のアカウントでログインし、flux-3-image-klein-comfy のページ で利用条件に同意してください。

📂ComfyUI/
└── 📂models/
    ├── 📂diffusion_models/
    │   └── flux3_image_klein_sd_int8_convrot.safetensors
    ├── 📂text_encoders/
    │   ├── qwen3vl_4b_int8_convrot.safetensors
    │   └── qwen3.5_9b_flux3_prompt_upsampler_int8_convrot.safetensors
    └── 📂vae/
        └── flux2-vae.safetensors

Prompt Upsampler

FLUX 3 Image Klein には、Prompt Upsampler(いわゆるプロンプトエンハンサー)が用意されています。
Qwen3.5-9B をベースにした LLM で、短い指示を詳しいプロンプトに書き換えてくれます。

ただ、あまり表現力が高くないので、text2image ではオススメしません。
BBOX を使う場合であっても、ChatGPT などに渡してプロンプトを書いてもらったほうが良いでしょう。

逆に Ref2Image / 画像編集では、これが無いと全く安定しないので、デフォルトで使うようにしています。

Prompt Upsampler 自体は 9B ありますが、拡散モデル本体が軽いので、そこまで負担にはならない…ハズ…

Ref2Image / 画像編集、BBOX のあり・なしで必要な指示が違うため、それぞれ別の system prompt を使っています(ここは公式 workflow と違います)。


text2image

flux_3_image_klein_text2image.json
  • steps: 15
  • CFG: 1.0
Outputs
output
output

text2image with BBOX

プロンプトに座標を含めることで、どこに何を置くかを直感的に指示できます。

flux_3_image_klein_text2image_bbox.json
  • Create Bounding Boxes

    • BBOX を描くためのコアノードです。ドラッグでボックスを追加して、そこに置きたいものを書いていきます。

    color_palette で色も指定できますが、FLUX 3 Image Klein はこれを理解できないので、使っても意味がありません。

  • FLUX 3 Image Layout Prompt

    • 画像全体についてのプロンプトを書きます。
    • ボックスの情報から FLUX 3 に必要なもの(ID・座標・説明)だけを抜き出して、プロンプトとまとめて出してくれます。
    • 私はここを空にして、出てきた座標の一覧を Claude に渡し、プロンプトを書いてもらっています。
Outputs
output
output

Ref2Image

参照画像をもとに、新しい画像を生成します。

flux_3_image_klein_ref2image.json

指示は Prompt Upsampler(Generate Text)に書いてください。

Set Reference Multi Latent の出力の empty_latent を使うと、1 枚目の画像と同じサイズで出力されます。
Ref2Image では好きなサイズで出力したいので、別途 Empty Flux 2 Latent をつないでいます。

Outputs
input
input
output
output

画像編集

flux_3_image_klein_image_edit.json

Ref2Image とほとんど同じですが、出力サイズは入力画像に合わせるので、Set Reference Multi Latent の empty_latent を使います。

Prompt Upsampler が入力画像と編集指示を見て、適切な形に直してくれます。

Outputs
input
input
output
output

画像編集 with BBOX

BBOX で、どこを編集するかを指示できます。
「ここに〇〇を追加して」という使い方もできますし、「A にあるものを B に移動させて」のようなこともできますね。

flux_3_image_klein_image_edit_bbox.json
  • Create Bounding Boxes
    • background に入力画像をつなぐと、解像度を自動でその画像に合わせてくれます。
    • 今回は鳥を移動させたいので、移動元のボックスに src、移動先のボックスに tgt という説明を付けています。
  • FLUX 3 Image Layout Prompt
    • ここに編集指示を書きます。ボックスに付けた説明は、そのまま指示の中で使えますよ。

      Move the bird from src to tgt.
      
Outputs
input
input
output
output

参考