ComfyUI Managerとは

ComfyUI Manager は、ltdrdata氏が開発した、カスタムノードのインストールやアップデートなどを一元管理するためのツールです。

多くの環境で当たり前のように導入されていたため、実質的にはデフォルト機能のような存在でしたが、ComfyUI が Comfy.Org による開発に移行するにあたり、現在は Manager も公式機能として取り込まれています。


新旧Manager

ややこしいことに、現在の ComfyUI Manager には 新しい Manager従来(レガシー)の Manager の二種類が存在します。

新しい Manager には美しい UI が用意され、純粋にカスタムノードの管理に特化したものになりました。 その一方で、レガシー版に存在した ComfyUI 自体の再起動やアップデート、モデルのダウンロードといった便利な機能は廃止されています。

Comfy.Org の意図を汲み取れば新しい Manager を勧めるべきですが、レガシー版を使い続けている方も多いでしょう。


インストールと有効化

インストールしただけでは、Manager は表示されません。
コマンドライン引数を追加して、起動する必要があります。

デスクトップ版の場合

ComfyUI Desktop を使っている場合、ComfyUI Manager は最初から含まれています。

追加のインストール作業は不要です。

ポータブル版の場合

  1. ComfyUI_windows_portable フォルダを開きます。

  2. フォルダ内を右クリックして、ターミナルで開く を選択。

  3. 以下を実行。

    .\python_embeded\python.exe -m pip install -r ComfyUI\manager_requirements.txt
    

    これで ComfyUI Manager に必要なライブラリが入ります。

  4. run_nvidia_gpu.bat を右クリックし、編集

  5. main.py を実行している行の末尾に、--enable-manager を追加。

    .\python_embeded\python.exe -s ComfyUI\main.py --windows-standalone-build --enable-manager
    

これで、起動時に ComfyUI Manager が有効になります。

手動インストール版の場合

手動インストール版では、仮想環境を有効化した状態で、ComfyUI フォルダ内から作業します。

  1. 仮想環境を有効化。

    Windowsの場合:

    venv\Scripts\activate
    

    Linux/macOSの場合:

    . venv/bin/activate
    
  2. ComfyUI Manager に必要なライブラリをインストールします。

    pip install -r manager_requirements.txt
    
  3. ComfyUI を起動するときに --enable-manager を追加します。

    python main.py --enable-manager
    

ComfyUI Manager を開く

インストールと有効化ができていれば、右上に Extensions ボタンが表示されます。

これをクリックして Manager 画面を開いてください。


レガシーUIで起動する

古い ComfyUI Manager を使いたい場合は、--enable-manager に加えて --enable-manager-legacy-ui も指定します。

ポータブル版の場合:

.\python_embeded\python.exe -s ComfyUI\main.py --windows-standalone-build --enable-manager --enable-manager-legacy-ui

手動インストール版の場合:

python main.py --enable-manager --enable-manager-legacy-ui

新しい Manager UI だけで足りるなら、まずは --enable-manager だけで構いません。 更新やモデル管理など、レガシー版に残っている機能を使いたい場合は、必要に応じてレガシーUIを有効にしてください。


カスタムノードを入れる

現行UI

  1. 検索バーにノード名を入力して検索
  2. Install をクリック
  3. Apply Changes をクリック、もしくは手動で ComfyUI を再起動

レガシーUI

  1. Custom Nodes Manager をクリック
  2. 検索バーにノード名を入力して検索
  3. Install をクリック(バージョンは通常 latest でOK)
  4. Restart をクリック、もしくは手動で ComfyUI を再起動

カスタムノードのアップデート

現行UI

Updates Available のタブに移動

アップデートできるノードがあれば、ここに表示されます。

  • 右上の Update ボタンで一括アップデート
  • 対象を選択し、サイドバーの Update から個別にアップデート

レガシーUI

  1. Custom Nodes Manager をクリック
  2. Filter を Installed にして、インストールされているものだけ表示
  3. アップデートしたいカスタムノードの Try Update をクリック

参考文献