ComfyUI Panorama Stickers
参照画像から360度パノラマ画像を作る FLUX.2 Klein 4B/9B 360 ERP Outpaint LoRA 専用のUIです。
このLoRAの基本アプローチは outpainting です。
パノラマを長方形に展開した画像を ERP(equirectangular panorama)と呼びますが、空のERPに任意の画像を貼り、残りの部分をoutpaintすればパノラマ画像が作れる、という発想ですね。
ただし、長方形に画像を貼っただけではERPとして自然に見えません。
ERPはパノラマを展開したものなので、場所によって歪み方が変わります。また、ERPを見ながら「完成後のパノラマ」を想像してcontrol画像を作るのは、UXとしてイケてません。
このカスタムノードは、
- パノラマの中に入り
- 実際に景色を見ている感覚のまま参照画像を配置し
- その結果をERPとして出力する
という流れで、control画像作りを楽にするためのUIです。
出力ERPをそのまま FLUX.2 Klein に編集してもらうことで、パノラマ画像が完成します。
ノード構成
このカスタムノードは、4つのノードで構成されています。
Panorama Stickers:ERPキャンバスに画像を配置するPanorama Cutout:パノラマ内の任意視点を切り出す(撮影する)Panorama Preview:ノード上でプレビューするPanorama Seam Prep:左右端の継ぎ目を整える
インストール
nomadoor/ComfyUI-Panorama-Stickers
ComfyUI Managerからインストールしてください。
キャンバスの基本操作
レガシー/Node2.0の両方で安定した動作をさせるため、基本的には専用のモーダルUIから操作する設計にしています。
Panorama Previewだけはノード上でもプレビューできますが、操作はモーダルUIを前提にしています。
モーダルUIを開く
Open Stickers Editor(Cutout / Preview も同様)ボタンをクリック
視点移動 / ズーム
- 左ドラッグ / 中ドラッグで視点移動
- マウスホイールでFOV変更(ズームイン・アウト)
右下ボタン
- 視点初期化
- ガイド線表示切替
描画方法切り替え
- 左上トグルで
Panorama/ERP(展開)を切り替え
ドラッグ方向
- Inspector の
UI Setting→Invertedで反転
Panorama Stickers
ERPキャンバスに参照画像を置いていくためのEditorです。
画像の追加
+ Imageボタン、またはドラッグ&ドロップで追加- 追加直後は視点の中心付近に配置されます
画像の移動・拡大・回転
- 画像ドラッグで移動
- 画像を選択するとハンドルが出るため、各ドットを掴んで変形できます
Shiftを押しながら回転で45度ずつ回転します
- Inspectorのスライダーでも調整できます
重なり順 / 複製
- 画像を選択すると、画像下にUIが表示されます
- ボタンで最前面・最背面へ移動できます
- 複製ボタンで同じ画像を追加できます
画像の削除
- 画像下の削除ボタン or
Deleteキー - キャンバス下部の
Clear allボタンからは全削除もできます
Inspectorから画像選択
- Inspectorの
Imageから画像を選ぶと、その画像が中心に来るように視点が移動します
Panorama Cutout
パノラマの中に入り、カメラで撮影するように任意視点を切り出すEditorです。
フレームの追加
- 下部の
+ Add frameで追加します - 右上にプレビューが表示されます
フレームの移動・拡大・回転
- 基本は
Panorama Stickersと同じです - 辺をドラッグすることで、縦横比も変えられます
既定のアスペクト比へ変更
- フレーム選択時のUIから
1:1や3:2などを選べます - 横の
Rotate 90°で縦横を切り替えられます
フレーム位置へ視点移動
- 下部UIの
📷ボタンで、フレーム位置に視点が移動します
Panorama Preview
ノード上でプレビューを見られるノードです。モーダルUIは他と共通ですが、機能を絞っています。
ノード上プレビュー
- 基本的にはモーダルUIと同じようにドラッグ、マウスホイルで操作することができます。
全画面表示
- 右下ボタンで全画面表示にできます
Escで解除します
Panorama Seam Prep
どんなに上手く学習しても、パノラマ画像の左右端(シーム)の完全一致は難しいです。
このノードは、境目が画像の中心になるように画像をずらし、境目をinpaintingで後処理するときに使用します。

seam_width_px: マスクの幅を指定しますseam_center_offset_px: 境界を中心からずらしますmask_blur_px: マスクの両端をぼかします- inpaintingした結果を元の画像に合成するときに使用します
workflow
実際にLoRAを使って、参照画像からERPパノラマを作ってみます。
既知の問題ですが、DistilledモデルではLoRAがほとんど効きません。対策を探していますが、現状は base model 前提で使ってください。
モデルのダウンロード
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diffusion_models
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loras
-
text_encoders
-
vae
📂ComfyUI/
└── 📂models/
├── 📂diffusion_models/
│ ├── flux-2-klein-base-9b-fp8.safetensors
│ └── flux-2-klein-base-4b.safetensors
├── 📂loras/
│ ├── flux-2-klein-9B-360-erp-outpaint-lora_V1.safetensors
│ └── flux-2-klein-4B-360-erp-outpaint-lora_V1.safetensors
├── 📂text_encoders/
│ ├── qwen_3_8b.safetensors
│ └── qwen_3_4b.safetensors
└── 📂vae/
└── flux2-vae.safetensors
flux-2-klein-9B-360-erp-outpaint
Panorama Stickersで参照画像を配置してERPを作ります- プロンプトは「トリガーワード + α」でOKです
Fill the green spaces according to the image. Outpaint as a seamless 360 equirectangular panorama (2:1). Keep the horizon level. Match left and right edges.
生成されるのはERP(2:1)画像です。そのままだと見づらいので、
Panorama PreviewやPanorama Cutoutで確認・撮影してください。

