マスクの確認

MaskPreview ノード

Preview Image ノードのマスク版です。

MaskPreview.json

Convert Mask to Image ノード

マスクを白黒のImageに変換します。

Convert_Mask_to_Image.json

マスクの作成

Load Image (as Mask) ノード

画像ファイルを直接マスクデータとして読み込みます。

Load_Image_(as_Mask).json
  • channel:
    • red/green/blue: 白黒画像を使用する場合、どれを選んでもOKです。
    • alpha: 透過PNGの「透明部分」をマスクとして使いたい場合に選択します。

Convert Image to Mask ノード

ワークフロー内の IMAGE(RGB画像)を MASK に変換します。
Load Image (as Mask) ノードを分解したようなものです。

Convert_Image_to_Mask.json

🪢 Color To Mask ノード

画像の特定色(グリーンバックなど)をマスクに変換します。
いわゆるクロマキー処理ですね。

Color_To_Mask.json

コアノードにも同様の機能を持つ ImageColorToMask ノードというのがあるんですが、閾値の調整ができず使いにくいため、以下のカスタムノードを使用します。

  • Kijai/ComfyUI-KJNodes: Color To Mask ノード
  • RGBでターゲット色を指定し、threshold(許容値)で色の誤差を調整します。

SolidMask ノード

指定したサイズで矩形のマスクを作ります。
全面を塗りつぶした(あるいは空の)マスクが必要な場合に使用します。

SolidMask.json

Mask Editor

ComfyUI上で、画像の特定部分をマスク(白黒画像)として描画できるツールです。

  • 起動方法: Load Image ノードなどを選択 → Node Selection Toolbox🌔 (Open Mask Editor) をクリック

左端のタブで機能を切り替えます。

  • マスク描画: ブラシでマスクを描きます。
  • 塗りつぶし: 手書きマスクで囲まれた範囲を塗りつぶします。
  • 自動選択: クリックした箇所と似た色の範囲を自動的にマスク化します。

編集が終わったら、ヘッダーの Save をクリックして適用します。

詳しい操作方法は マスクエディタ をご覧ください。


深度マップの活用

🪢 Depth Map (深度マップ)

DepthmapAsMask.json

深度マップは白黒のグラデーション画像です。ということは、そのままマスクとして転用できるんですね。
スマホのアプリなどで、あとから写真の背景ぼかす加工がありますが、基本的には同じ仕組みです。

深度マップの作成方法は、制御画像の作り方(まだ)をご覧ください


マスクの編集

CropMask ノード

マスクを指定範囲で切り抜きます。

CropMask.json

GrowMask ノード

マスクの輪郭を広げます。数値をマイナスにすると狭める(痩せさせる)こともできます。

GrowMask.json

🪢 Gaussian Blur Mask ノード

マスクをぼかします。合成時の境界を馴染ませるために重要です。

Gaussian_Blur_Mask.json

InvertMask ノード

マスクの白黒を反転します。

InvertMask.json

ThresholdMask ノード

中間値(グラデーション)を持つマスクを、指定したしきい値でバイナリ(白か黒か)マスクに変換します。

ThresholdMask.json

🪢 Remap Mask Range ノード

グラデーションマスクのかかり方を調整します。 前述の「深度マップ」と組み合わせると、奥行きの「どの位置」に焦点を当てるか変更できて面白い効果が得られます。

Remap_Mask_Range.json

マスクの合成

MaskComposite ノード

二つのマスクを様々なモード(足し算、引き算、掛け算など)で合成します。

MaskComposite.json

サンプル画像