型とは?

「データの種類」のことです。

画像なら「画像データ」、テキストなら「テキストデータ」、数値なら「数値データ」といった具合です。

プログラミングの勉強などでは重要になりますが、ComfyUIは、「繋がる場所にしか繋がらない」ようになっているため、正直そこまで深く考える必要はありません。

そのため、つなぐデータの型を間違えてエラーが出る、といったことはほとんど無いのですが、とはいえ0ではないので、軽くこの「型」という概念を知っておきましょう。


基本的なデータ型

画像生成AIの仕組みを勉強していけば、おのずと分かってきます。

  • MODEL (モデル)
  • CLIP (条件付け)
  • VAE (潜在空間)
  • CONDITIONING (条件付け)
  • LATENT (潜在空間)
  • IMAGE (画像)
  • MASK (マスク)

プリミティブ (基礎) データ型

数値や文字そのものです。

  • INT (整数)
    • 1, 20, 1024 などの整数です。
  • FLOAT (浮動小数点数)
    • 1.5, 0.75 などの小数です。
  • STRING (テキスト)
    • 文字列です。プロンプトの入力欄などがこれに当たります。

独自定義の型

ComfyUIは拡張性が高いため、カスタムノードによっては独自の「型」を追加してくることがあります。

例えば、有名な Impact Pack では SEGS という独自の型が登場します。

これはいくつかのデータが一まとまりになっているんですが、とはいえ、これらもつながる場所にしかつながりません。

迷ったらとりあえずワイヤーを引っ張ってみてください。繋がればヨシ!です。

Preview as Text ノード

任意のデータをテキストとしてプレビューするためのノードです。

Preview_as_Text.json

デバッグとして、数字やテキストを表示する機会は多いです。

使うかどうかはわかりませんが、画像や潜在表現なども、テキストとして確認することができます。