サブグラフとは

複数のノードを一つのノードに集約する機能です。 見た目を整えるだけでなく、再利用可能なモジュール(Blueprint)として保存し、新しいノードのように扱うことができます。

全てのノードを一つにまとめることも可能ですが、ComfyUIは画像生成のパイプラインを小さなモジュールに分けることができるのが特徴です。

単に見た目を整えるというよりは、あくまで「再利用可能なモジュール」を作成するための機能だと、個人的には考えています。

サブグラフの作成

    1. まとめたいノードを複数選択
    1. Node Selection Toolbox🕸️ (Convert Selection to Subgraph) をクリック

サブグラフの編集

サブグラフをダブルクリック、または右上のアイコンをクリックして編集モードに入ります。

基本操作は通常と同じですが、外部とやり取りするパラメータは、サブグラフの入出力スロット(左端・右端)に接続する必要があります。

パラメータの公開設定

サブグラフ内のパラメータを、サブグラフノードのウィジェットとして表に出すことができます。 いちいち編集モードに入らずに値を変更できるようになります。

    1. サブグラフを選択
    1. Node Selection ToolboxEdit Subgraph Widgets をクリック
    1. 公開したいパラメータにチェックを入れる

サブグラフの保存と再利用

作成したサブグラフを保存すると、独自のノードとして再利用できます。

    1. サブグラフを選択
    1. Node Selection Toolbox📖 (Publish Subgraph) をクリック
    1. 名前を入力して Confirm

保存後は、通常のノードと同じように検索(ダブルクリック)して呼び出せます。

サイドバーのノードライブラリからも確認でき、ここからBlueprintの削除・編集を行います。

Chroma_key.json