マスクエディタとは
ComfyUI上で、画像の特定部分をマスク(白黒画像)として描画できるツールです。
マスク作成だけでなく、簡易的なペイント機能も備えています。
起動方法
Load Imageノードなどを選択 →Node Selection Toolboxの🌔(Open Mask Editor) をクリック
ツール操作
左端のタブで機能を切り替えます。
- ※ブラウザの「ハードウェアアクセラレーション」がオフだと動作が重くなる場合があります。
マスク描画
ブラシでマスクを描きます。
- Brush Shape: ブラシの形状
- Thickness: ブラシの太さ
- Opacity: 不透明度
- AI生成におけるマスクは通常「白か黒か(0か1か)」で扱うため、基本的には最大値のままで使用します。
- Hardness: ブラシの硬さ(ぼかし具合)
- Smoothing precision: 線の補正強度
ペイント
画像に色を塗ります。Inpaint時のガイドなどに使用できます。
- Color Selector: 描画色の選択
消しゴム
描いたマスクやペイントを消去します。
MaskやPaintモードのまま 右クリック することでも消しゴムとして機能します。
塗りつぶし
手書きマスクで囲まれた範囲を塗りつぶします。
- Tolerance: 許容範囲
- 低いと隙間が出来てしまうため、上げておいたほうが良いです。
自動選択
いわゆる「自動選択ツール(マジックワンド)」です。
クリックした箇所と似た色の範囲を自動的にマスク化します。
- Tolerance: 色の許容範囲
上部メニューの操作
- Undo / Redo: 操作の取り消し / やり直し
- Clear: 全消去
- Invert: マスクの反転
保存と適用
Save to nodeをクリック
編集内容がノードに適用され、エディタが閉じます。