細かいことは置いておいて、とりあえず画像を生成してみましょう。

起動する

ポータブル版

  • インストールしたフォルダにある run_nvidia_gpu.bat をダブルクリックします。

デスクトップ版

  • デスクトップのショートカットまたはスタートメニューから起動します。

手動インストール

  • 以下のコマンドを実行します。
    cd path\to\comfyui
    venv\Scripts\activate
    python main.py
    

しばらくするとブラウザでComfyUIの画面が開きます。 ※ 画面が開かない場合は、ブラウザのアドレスバーに http://127.0.0.1:8188 と入力してみてください。


テンプレートからworkflowを選択

  • 一番最初の起動直後は、おそらくテンプレート画面が開いています。(開いていない場合は、左サイドバーの Templates を選択してください。)
  • まずは、Getting StartedImage Generation を選択してください。
  • Missing Models というエラーが表示されます。
    • これはworkflowを動かすためのモデルが不足していることを示していますが、一度無視して を押して閉じてください。

モデルのダウンロード

このworkflowは、Stable Diffusion 1.5 というモデルを動かすためのものです。 現在の最新モデルに比べれば性能は控えめ…というか正直使い物にならないんですが、根本的な仕組みは変わっていません。

画像生成AIの始祖とも言えるこのモデルで、基本的な画像生成を学んでいきましょう。

    1. モデルをダウンロード
    📂ComfyUI/
      └── 📂models/
          └── 📂checkpoints/
              └── v1-5-pruned-emaonly-fp16.safetensors
    
    1. リフレッシュ
    • モデルを配置しただけでは、ComfyUIはモデルを認識してくれません。
    • キーボードの r キーを押すか、ComfyUIアイコンEditRefresh Node Definitions を押すと認識されます。

生成してみる

  • 画面上部の ▷ Run ボタンを押せば生成が始まります。
  • Save Image ノードに画像が表示されていれば成功です。
  • Save Image ノードはその名の通り、入力された画像を保存するノードです。生成された画像は、以下のフォルダに保存されています。
📂ComfyUI/
  └── 📂output/
      ├── SD1.5_00001_.png
      ...

プロンプト(CLIP Text Encode ノードの文字)を変えてみたり、seed の数値を変えてみたりして遊んでみてください。


よくあるトラブル

モデルが見つからない(Load Checkpointが赤い)

  • 症状
    • Load Checkpoint というノードが赤く囲まれ、エラーが表示される。
    • Value not in list: ckpt_name: 'v1-5-pruned.ckpt' not in []
  • 原因
    • 指定されたモデルファイルが models/checkpoints/ フォルダに入っていない。
    • ファイル名が変更されている。
  • 対処
    • フォルダの場所が合っているか確認してください(models/checkpoints です)。
    • ファイル名が変わっても問題はありませんが、その場合は、モデルを選択し直してください。